38年の戦いに終止符。たけのこの里が勝利
って、誰が興味あんねん!っていう総選挙が開催されましたが
普段特に気にしない事を取りあげてランキングにするって妙に惹かれるんですよね。
これってけっこう前からやってませんでしたっけ?
どっちがおいしいか、っていう議論はされてたけど公式レベルで甲乙つけたのが
今回初めてって事なんでしょうかね。
個人的には、たけのこの里圧勝だろう、なんて思ってたんですが…
たけのこ 693万1220票
きのこ 676万1773票
めっちゃ接戦してました(笑
トータルで1400万票近くを得たわけですが、これ国民の1/10以上ですよ!
ほんとかなぁ・・っていうのはさておき。
普段関心がないからこそ、決めやすい、決めやすいからこそ投票しやすいんでしょうか。
とんでもない票数です。もちろんたけのこ勝ちましたが、ドローと言っても差し支えない結果ではないでしょうか。
個人的には圧倒的に「たけのこ」なのですが、やはりその理由として
ベースのクッキーにあると思うんですよね。
カリッとか、サクッっていう食感って他の食べ物にも該当しますが、最初に噛んだときにこそその威力は発揮すると思うんです。
そこで、きのこの山です。こいつはチョコの後に『カリサク』がやってくる。
おいしいんだけど、なんか納得がいかない。
最初のチョコのコリっていう食感を上回るカリサク感が後にくるんですよね。
一方たけのこの里は、チョコのコリっていう最初の食感の後に
それを上回らないちょうどいいザクっとしたクッキーの食感が締めてくれる。
1粒の中にしっかり起承転結が盛り込まれてる事で『満足』が得られてると思うんです。
また、このサイズのお菓子は、1つポイっと口に入れたら一気にゴリザクっと食べてしまう事に意義があり、たけのこの里はその食べ方にベストマッチしているのに対し
きのこの山は、チョコ後、、舐めちゃうんですよね・・
もしくは口に入れた、きのこの山を口内でさかさまにして足元からカリっといってしまう。
これは本来のきのこの山の食べ方から逸脱した、いわばスピンオフ的な楽しみ方であるのです。
そういう要素から、「吊るしの状態」で見た場合、やはりたけのこの里こそ
1粒に対するまとまり方は優れていたのだと考えました。
100円ちょいのお菓子ですが、この中にとんでもない企業努力と、開発費が盛り込まれているわけですから、これぐらいの考察は妥当だと思っています。
で、私が期待したいのは、決着がついた今こそ
第3の刺客が必要なんじゃないだろうか
とまあ、話が飛びすぎましたが、私は忘れません。
そのどちらのネックも解消した完璧なチョコ菓子「きこりの切株」の存在を。